発声配置 / プレイスメント

発声配置 / プレイスメント

フランチェスコランペルティによって始められた指導方法の1つ。いわゆる「頭に響かせる」「おでこに当てる」などの抽象的指導表現がそうです。

 

 

 

●批判

発声配置を「発声に成功した時に初めて得られる体感であり、しかも個人差が必ずある」とし、批判的な意見をもつ指導者も多くいるようです。

 

●よくある発声配置的表現

「おでこに当てなさい」

「前頭洞に響かせなさい」

「頭に響かせなさい」

「後頭部から回しなさい」

「うなじに当てなさい」

「軟口蓋に当てなさい」

「前歯に当てなさい」

「鎖骨に当てなさい」

「胸に響かせなさい」

「肘から声を出しなさい」

「マスケラに当てなさい」

 

●マスケラ/ マスク歌唱、副鼻腔共鳴との関係性

「マスク(顔面)に当てなさい」もまた発声配置的指導表現の一つですが、これを補助するのに「副鼻腔共鳴」が提案されました。副鼻腔は鼻腔とつながりを持つ頭部の空洞ですが、ここに共鳴させられるのでないか、という期待です。

アーネストホワイトなどがその熱心な支持者でしたが、現在ではウルドリッジや、スンドベリイなど音響学者などから既にクレームがついています。

 

参考文献

声楽用語辞典 / コーネリウス・リード

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