一声区説(いっせいくせつ)

一声区説(いっせいくせつ)

19世紀後半から20世紀初頭の大テノール、エンリコカルーソーが指示した、「人間には2種の声などなく、すべてが一つながりの声」だとする説。

天才歌手であるカルーソーならではの意見で、「聴くものに声区の間にブレイクを感じさせるべきではない」という彼の美学的哲学でしょう。つまり、もちろんカルーソーの喉の中にも声区は2種、存在しています。事実、カルーソーは「明らかに裏声」だと取れる音色を録音の中に残しています。

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