呼吸だけでは、「高い声」は出ませんよ

呼吸だけでは、「高い声」は出ませんよ。

岩崎です。

西東京市、クワイアシンガーのためボイストレーニングスタジオ「ゴスペルボイスラボ」より、

日刊ゴスペル発声「日ゴス」第256号、お送りします。

よく誤解されている方がいらっしゃるのですが、

「腹式呼吸をマスターしなければ、高い声は出ませんよね?」と。

呼吸が良くなったからって、高い声は出るとは限りませんよ。

むしろ、ほぼ直接的な関係は無いと言っていいでしょう。

音程を決める喉頭筋(=のどの筋肉)

 

19世紀後半から「腹式呼吸」指導が急速に広まりました。

 

その頃の発声指導現場は「科学」「医療」サイドの研究者が介入し、「いかに喉頭を痛めることなく歌うか」がテーマの一つになっていました。

 

科学的発声、を触れ込みに腹式呼吸は一気に浸透したのですが、

 

実態がなんなのか、はっきりしないまま指導者や歌手に信奉されすぎている傾向があります。

 

それが、「高い声を出すためには腹式呼吸だ」という誤解だったりします。

 

知ってください、音程を決めるのは「呼吸」ではなく、「声帯の振動パターン」。

 

そして声帯の振動パターンを変えるのは、呼吸ではなく、喉頭筋群(のどの筋肉)です。

 

主に低音に関わるのは甲状披裂筋(声帯筋)、主に高音に関わるのは輪状甲状筋だと、現在では言われています。

 

呼吸を改善することで歌いやすくなる、これはあり得ます。

 

ですが、呼吸が直接的に音程をコントロールするのではない、というロジックは知る必要があります。

 

音程をコントロールするのは、喉頭筋群。(のどの筋肉)

 

そしてそれをコントロールする方法もあります。

 

よくこちらで公開しています。

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