ミックスボイス訓練は「パンドラの箱」?

ミックスボイス訓練は「パンドラの箱」?

クワイアディレクター / ボイストレーナーの岩崎ひろきです。

advancedレベルの投稿です。

ボイストレーニングファン、詳しい方向けでしょう。

「ミックスボイスの練習を1年くらい続けたけど、スケールではうまくいっても、歌で使えない。ミックスぽいのは確かに出てきたけど、そもそも声が小さくなっちゃって、もう何が何だか」,,,,。

こういって、ゴスペルボイスラボに駆け込んでくる方がたくさんいらっしゃいます。

よく知って欲しいのは、

「ミックスボイス訓練」とは、普通、「声を痩せさせる作業」です。

ブレイク付近において、極力チェストボイスを削る作業をし、ヘッドボイスとの一本化をしますが、

これを年がら年中やれば、チェストボイスはどんどんやせ細り、

気づいたときには元々の声量を失ってしまうものです。

「いや、うまくいった人もいるようだが?」

これに対しては、元々、「地声と裏声がしっかり育っている人」限定でしょう。

「地声と裏声がスカスカの人間」がミックスボイス訓練を1年も夢中でやれば、

どうなるか想像つきますか?「音声衰弱」レベルにまで声を失います。

冗談ではありませんよ!周りの人間に「ボイストレーニング習ってるんだ」といえば、「ウソデショ?」と疑われるだろう,,,それほどに声を失っている人を何人も見てきました。

そもそも声が対して出ていない状態でのミックスボイス訓練とは、

まさに「パンドラの箱」。

訓練を始めて数ヶ月は「軽くなった声」に歌いやすさを感じるでしょうが、

年単位で見れば、「音域は伸びた気もするが、誰も感動させられない声」が出来上がります。

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「じゃあどうすればいいのか?」答えはもう明白でしょう。「ミックスボイス訓練でうまくいった人」の条件を思い出せばいいのです。「裏声もしっかり出るし、地声も出てるし、ミックスボイスっぽくないが、叫んだらあっさり高い声が出てしまう」,,,,そういう声の人、周りにいるでしょう。ミックスボイス訓練が有効に働くのは彼らです。その状態まで裏声と地声を育てるのです。年単位で。

そしてゴスペルボイスラボがお手伝いできるのはそこ。その上で「ポピュラー音楽を歌うための最終調整」としてミックスボイス訓練をしたら良いのですよ。


●ゴスペル歌いよ、のどとからだを使いこなせ in 神戸

残り「4席」です。これがラストチャンスでしょう。

ゴスペル歌いよ第二案-in-神戸-2

詳細こちら。

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