発声をシンプルに捉えることの重要さ

発声をシンプルに捉えることの重要さ

クワイアディレクター / 発声教師の岩崎ひろきです。

発声をシンプルに捉えることの重要さ、について。

発声用語とは、とにかく多いもので、もはや一つ一つを定義付けすることも、本当に難しいものです。

頭声、仮声、ファルセット、ヘッドボイス、ボーチェディテスタ、裏声、ボーチェディフィンテ、ボーチェディゴラ、フェインドボイス、ファリンジルボイス、

「裏声系統」の声を羅列してみましたが、もう、ほとんどの人にはわけがわからないでしょう。

しかしながら、大事なのは、どれも、「裏声系統の声」なのです。

声とは無限に存在します。一つ一つに名前をつけようと思えば、もうキリがありません。

(ノイズ系で言えば、グロウルとガテラルが、生理的には実は中身はほとんど変わらない,,,これも大事な事実です)

しかしながら、どんな声も、裏声と地声の配合バランスによって生まれる声だということは忘れてはなりません。

私たちの喉には、必ず裏声と地声が潜んでいます。裏声が出ない、という人でも、一緒に裏声を探してあげれば、見つかり、そこから、無限のバランスが発生しだすのです。

発声を難しく捉えないでください。声はいつも、裏声と、地声。そのバランスで考えることができるのです。

迷路にはまる前に、まずは声を、シンプルに捉えて欲しいのです。

PPP_petbajiru-thumb-autox1600-12911裏声と地声を見つけ、そして、育て、最後には融合もできるかどうかを施す。これがイタリアの大昔の発声訓練法でした。なんとシンプルな考えでしょうか。

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