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軟口蓋のコントロール方法は?
まず、軟口蓋(なんこうがい)という組織があります。
白線で囲まれているエリアが軟口蓋(なんこうがい)です。
「軟口蓋をあげることが大事」とよく言いますが、確かに軟口蓋(なんこうがい)は動きます。軟口蓋(なんこうがい)の操作に関わる筋肉が複数存在しています。
ただ、「あげればいい」というではなく、「操作できること」が大事です。一つの発声パターンを「癖」にすると、あとあと、必ず困るからです。
軟口蓋(なんこうがい)の状態を2つ紹介します。
1軟口蓋が持ち上げられた状態
2軟口蓋がリラックス(下がっている)している状態
この状態を作るための指導フレーズがいくつかあります。そのうちの一つを紹介しましょう。
軟口蓋を持ち上げるには、「アツアツの熱い食べ物をベロの上におく」というイメージで、だいたいうまくいきます。一方で、軟口蓋をリラックスさせるには、「寝ている時の喉」の状態をイメージすると、うまくいきます。軟口蓋がベロに触れるまでに下がると、ノイズとなり、「いびき」のようなサウンドが生まれたりします。
コントロールできるか、やってみてくださいね。