仮声帯(かせいたい)と軟口蓋(なんこうがい)の関係性

 

 

仮声帯(かせいたい)と軟口蓋(なんこうがい)の関係性

さあ今日から個人レッスンが始まりました。本年もよろしくお願い致します。

そして、本日は二つの発声器官についてのお話。

白で囲んだエリア「軟口蓋」と、

 

 

声帯のすぐ上に存在する仮声帯(かせいたい)。

 

軟口蓋は「鼻のゲート」のような役割をしています。

ゲートの役割ですから、鼻を閉じたり、開いたりします。

ゲートが開くと、呼気が鼻に流れ始めます。そのぶん、鼻に抜けた音色になったり、やや柔らかい音色になります。

一方で、ゲートが閉じると、呼気が鼻には流れず、すべて口腔に流れます。この時、音色はやや金属的な響きを帯びます。

 

仮声帯(かせいたい)の方は、声帯のうぐ上に存在するヒダなのですが、これが寄ると(閉じる)とノイズっぽい音色が生まれます。

反対に、開くとクリーントーンになります。



この二つの発声器官、位置としては大きく離れているので影響がなさそうに見えるのですが、実は大きく影響を及ぼしあっています。

鼻のゲートが閉じる時、ノイズ発声はやりやすくなりますし、一方で開く時はノイズ発声はやりにくくなります。つまりクリーントーンになります。

ベルティング発声(高音の地声)も、この2つの発声期間は大きく関与していると考えられます。

実際のレッスンでは、仮声帯(かせいたい)、軟口蓋、それぞれを独立して動かせるようにトレーニングしていきます。これだけでも時間がかかるのですが、大変に有用なトレーニングです。

 

 

 

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