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ベルティングの練習方法
高音を強い地声で発声することを「ベルティング」と言ったりします。ミュージカルシンガーなどはこの言葉に馴染みがあるかもしれませんね。
海外では「ベルティング」という言葉はかなり浸透しているようで、上記のような動画がたくさんあります。「Belting」という言葉が使われています。
「誰のベルティングが最強か」のような議論も白熱していて、これは正直言って日本のボイストレーニング界の議論のはるか先を行っているように思います。
「ベルティングのカタ」
さて、今日はこのベルティングについて。全部をここでお話しするのは難しいのですが、先週も、岩崎ひろきボイススタジオのレッスンで、ある生徒様が上手にベルトを成功させることができました。
D5(高いレ)の音だったのですが、カツーンと、抜けるような地声らしい音色が出ました。それでいて、喉も痛くない。
ベルティングのためにはいくつかの条件があるようです。いくつも条件があって、一つ一つがしっかり機能していないといけない。
そして、条件が揃ったら、「やりやすい音域」で始めます。
D5が目的なら、D5からは始めません。昨日はA4(ラ)のあたりから始めました。そこで何度も「ベルティングのカタ」を作ります。慣れてきたら、いよいよ音域をあげていく,,,そんなスタイルで練習します。それで意外とスコーンと出たりするんですよね。
PS : 条件が揃わないうちにベルティングすると、声枯れ / 故障の原因になります。正しい指導を受けつつ、十分注意してやりましょうね。