ARIAについて

ARIAにようこそ!ウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。

このページではARIAではどんなことを行なっているか、ご案内いたします。

ARIAでは、トレーニングを二つの階層に分けています。まずはボトムの楽器作りから。楽器作りとは、人の体を楽器としてとらえ、歌手に必要な筋力、安定性、敏捷性、柔軟性を強化していくというものです。楽器作りを入念に行うことで、テクニックを受容する「うつわ」が出来上がります。

逆に、楽器作りを怠ると、「誤ったテクニック」が身に付きます。これが、ボイストレーニング現場や独学での練習でよく起きていることです。トレーニングには順序があります。一人一人に適したトレーニングプログラムを作ることで、ストレスなく、声の成長を感じていただけます。

 

そもそも歌手としての楽器作りをしない限り、ボイストレーニングの効果は十分に出ません。口腔、頭頸部、体幹部における筋力低下、柔軟性の低下、これらは効率的な発声の阻害を邪魔するだけでなく、あらゆるボーカルテクニックの習得の障害となりえます。

楽器作りができていない状態でテクニックを無理に習得しようとすると、「誤学習」が始まります。例えば「力んだ歌い方」「ベロに力が入った歌い方」。これらは1人ではほとんど改善不可能な発声の癖ですが、これこそまさに誤学習の結果です。

楽器作りができていない段階で、それらしく歌おうとしたことによる弊害だとARIAでは考えます。

また「治療対象」にあたる場合は、連携をとっている各種医療機関に紹介いたします。治療は「障害 / 疾患」などが対象になります。この問題を抱えていたままトレーニングを続行しても、決していい結果をもたらしません。

 

楽器作りを進め、十分な力が身についた段階でテクニックの学習を開始します。ビブラート、ミックスボイス、ベルティング、それから歌手特有の呼吸戦略です。

これらはどれも習得が難しいとされているものですが、楽器作りを十分に行った上で学習を始めるとどれも迅速に習得が可能です。

 

ARIAでは、これらのトレーニングを専門のスタッフから受講することができます。ボイストレーナーによるボイストレーニングだけの受講も可能ですが、ほとんどの場合はコンディショニングトレーナーによるセッションを受けることをお勧めいたします。(圧倒的に声の成長のスピードが早まるからです)

→ARIAのトレーナーについて