歌唱テンセグリティの行先

「歌唱テンセグリティ」というテーマを軸にずっとレッスンしています。この理論は、足の裏の筋肉も、最終的には声帯の張力に影響を及ぼすことができるだろう,,,というそんな理論です。理論というか、実は普通の解剖学なのですが。でも、「テンセグリティ」という言葉を使うことによって、物理的に影響を及ぼせるだろう、というのがかなり説明しやすくなってきました。

今日もゴスペルチームに歌唱テンセグリティをもとに指導してみたのですが、やはりかなり効きます。今朝も書いたところですが、とにかく、大きな声を出すわけなのですが、それでも咳き込みません。喉飴もなめたり、しません。ダメージがないのです。あるのは、心地よい疲労感のみ。

歌唱テンセグリティは、まだまだ、未完です。足の裏から、声帯に,,,と書いたものの、結局、足の裏から力を伝える「ルート」は、人それぞれです。だから、人それぞれのパターンをもっと透かすように見れたらいいなと思っています。多分、それが複数見えるまで、あと10年あれば、かなりのデータになるのではないか,,,。そう思っています。

そうなった時、治療にもなるかもしれません。張力の相互関係が見えてくるわけですから。その時の自分が今よりどれだけ人の身体を知ることができているのか、本当に楽しみです。「張力」で可能性を探っていくのが、ワクワクするのです。この先ずっとやっていけそうな研究です、

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